新工場建設を発表。
2016/06/23
Aston Martinは、2月23日。
新たな工場を建設することを発表致しました。
現在は、イギリス中部のGaydon(ゲイドン)に本社工場がございますが
加えて、ウェールズ南部のSt Athan(セントアサン)に第2工場を新設致します。
ウェールズは、イギリスを構成する4つの「国」のひとつ。
四国より少し小さな、イギリスの中の「異国」です。
国旗も、イギリス国旗とは別に「ウェールズ国旗」というものがあります。
Gaydonからはおよそ220km。
クルマで2時間少々という立地です。
青:St Athan 緑:Gaydon
英国軍が飛行機格納庫として使用する施設を利用する計画で
36ヘクタールの敷地は、ベタに東京ドームで表すと8個分に相当します。
2017年に着工、2020年の稼働開始を目標としており、750人の雇用を見込んでおります。
このSt Athan工場は、昨年のジュネーブ・モーターショーで発表されたコンセプトカー「DBX」ベースの
クロスオーバー車の新モデルの生産拠点となります。
また、ゲイドンでのスポーツカー生産も拡大するとしており
DB9の後継モデル「DB11」の生産も発表致しました。
今後5年間において、スポーツカーのラインナップを刷新・拡大する計画で
それに伴い、ゲイドンの既存工場の生産能力を段階的に拡大。
2020年までに、生産台数7,000台を目指すとしております。
さらに、2018年にはRapideのEV版「Rapide E」の生産も開始する予定です。
創業から100年が経過した老舗は、さらなるステップアップを致します!