AMR21
すでにご覧になられた方も多いと思いますが、
先日発表された「アストンマーティンF1 マシーン」
アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラ1™マシンは、
グループのパフォーマンス、革新性、エンジニアリング品質、細部へのこだわり、チームワークを示す最高傑作となっています。
その名も「AMR21」


気になるそのデザインは、
アストンマーティンの伝統的なレーシングカラーである
アストンマーティン・レーシング・グリーンを纏い、
伝統的なブリティッシュスタイルが印象的です。
また、米国の大手IT企業であるコグニザントが率いる数多くのグローバルパートナーのロゴに加え、
シャシー側面には、チームの長年のパートナーであるBWTを象徴するレッドのストライプが施されています。
余談ですが、F1マシンのコックピッドはかなりタイト。
無駄なものは一切なく、本当にドライバー1人がギリギリ入れる程度。
この空間で、あのパフォーマンスをみせてくれるのですから、
本当にプロの世界はすごい、、!!
そして、心臓部といわれるAMR21には、ハイブリッド・エネルギー回生機能を備えた
ターボチャージャー付きメルセデスAMG F1 M12 Eパフォーマンス・エンジンが搭載されています。
このAMR21のステアリングを握るのは、このお2人。
これまでに、4回のF1™世界チャンピオンに輝いたセバスチャン・ベッテル(ドイツ)。
昨年まではフェラーリで6年間ドライバーを務めたベテランが、
アストンマーティンでどのような走りをみせてくれるか注目です!!
そして、新星のランス・ストロール(カナダ)
父親は、アストンマーティンの大株主であるローレンス・ストロール。
22歳。将来が楽しみな若手の有望株です。
すでに、2人は、「AMR21」でテスト走行を実施。
3月28日のバーレーンでの開幕に向けて、ギアをあげていっています!!
このF1マシンの発表を受け、
アストンマーティン・ラゴンダ社最高経営責任者(CEO)のトビアス・ムアースは
次のように語っています。
「今日は、60年以上ぶりにモータースポーツの頂点に復帰したアストンマーティンにとって、本当に歴史的な瞬間となりました。アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラ1™チームは、アストンマーティン・ブランド、私たちの文化、アストンマーティン・ロードカーの設計とテクノロジーに広範囲にわたるプラスの効果をもたらします。フォーミュラ1™への復帰によって、すべての従業員、そして何よりも世界中のカスタマー・ジャーニーに素晴らしい影響を与えると同時に、アストンマーティンのビジネス全体に、迅速な意思決定を必要とするフォーミュラ1™の考え方を浸透させることができます。」
”アストンマーティン・ロードカーの設計とテクノロジーに広範囲にわたるプラスの効果をもたらします”
という言葉にあるように、F1復帰により、アストンマーティン ロードカーへの影響が期待されます。
現在のシルバーストーン工場に「アストンマーティン F1 ファクトリー」を拡充する予定(2022年)で、
ここがアストンマーティンのロードカーのテクノロジーを推進するイノベーション・ラボとなります。
スーパーカー Valkyrie(ヴァルキュリー)からインスピレーションを得た
ミッドシップエンジンカーの開発にも積極的に取り組んでおり、
今後10年を通じて、製品ラインナップの中核を担うといわれています。
ブランドの優れたエンジニアリングとパフォーマンスの変革。
約60年ぶりに、世界的モータースポーツの頂点で輝くアストンマーティンに目が離せません!!
※アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラ1™チームは、
2021年3月28日に開催されるバーレーン・グランプリでF1への復帰を果たします。