ASTON MARTIN の聖地へ Vol.2
イギリス・ゲイドンにあります、 アストンマーティン・ラゴンダ社訪問記 「ASTON MARTIN の聖地へ」第二回は
いよいよ アストンマーティンが製造される「ファクトリー」に向かいます。
本社受付を抜けると、そこには歴代の名車達が勢ぞろい。
DB2/4(1953~1957)
DB4(1958~1963)
DB6(1965~1970)
DB7ザガート(2002~2003)
どれも時代を彩った名車達です。
そしてアストンマーティンは、歴代の全出荷台数の9割が実動車として現存しているそうです。
103年の歴史の中で、これは驚異的ですね!
さて、セキュリティーゲートを抜け、いよいよファクトリーへ!!
・・・・・。
・・・・・・。
…出口です。
当然の様にカメラは没収されてしまいましたが、
完成まで200~225時間もかけて製造されるその拘り(一般的な輸入車は40~50時間が多いそうです)
ボディ塗装の厚みを見てもよくわかります。
一般的な車の塗装の厚みは、60~110ミクロン
アストンマーティンは、150ミクロンの塗装を磨き上げて130ミクロンに仕上げます。
内装の革もそうです。
スコットランドの名門 ブリッジ・オブ・ウエールズ社の最高級グレードAレザーを
RapideSの場合、1台で牛8頭分使用します。
各部門の職人達がそれらを精魂込めて仕上げます。
まさに「クラフトマンシップ(職人魂)」ですね。
※ちなみにファクトリーは、アストンマーティン・オーナーであれば無料で見学可能です。 ぜひご参加下さい!もっとアストンマーティンが好きになると思います。
その後、トレーニングルームで5日間の研修を受け
最後に呼ばれた先は・・・・
なんと「デザインセンター」!!!
新型車の設計・デザインを行っている、まさにトップシークレット部門です!!
ここは我々ディーラースタッフはもちろん、本社スタッフも入る事はできません。
この先発売されるであろう、DBなんとか・・や、その先の車達が開発されている建物です。
特例中の特例で、アジア人としては初めての事だそうです。
まあ当然、建物内のほとんどの箇所は目隠しがこれでもか!てほど施されていたのですが、
そこで何をしたか・・・・・は、その車が発表された後にお教えします。
結構重要な事に関わった気がします・・・・。
という訳で、約1週間のトレーニングは長くこの業界にいる私でも、驚きと感心の連続でした。
アストンマーティン、知れば知るほどその魅力に魅了されますね。
最後に、出国前にみんなに言われました。 「食事が不味い」「フィッシュ&チップスしか出てこない」・・・等々
そんなこと無かったですよ??
なんせ1週間、街を食べ歩きましたから。
おいしいお店、ご紹介します。
ぜひお問い合わせ下さい。
●ストラットフォード・アポン・エイボン宿泊 (シェイクスピア劇場とグルメを楽しむ)
↓
●アストンマーティン・ラゴンダ社(ファクトリー見学)
↓
●ロンドン観光
なんてコースはいかがでしょうか? 移動時間合わせて5日もあれば十分お楽しみ頂けると思います。