アストンマーティンの未来を担う新たなる聖地
2019/12/10
こちらのブログを開設して約4年。
開設当時から読んで頂いている方誠にありがとうございます。
DB11がデビューしてしばらく経ってから、現在アストンマーティンが本社を構える英国 ゲイドンに加え、
もう1カ所新しく工場を新設する予定であると何度かご紹介したことがあります。
その当時は、まだまだずいぶん先の未来の話であろうと想像していたのですが、
あっという間にそのときがやってきました。
かねてから建設されておりました新工場が英国ウェールズ州セントアサンという地に新工場が開設されました。
ちなみにロンドンから西へ500km(車で約6時間)へ行った場所へ新工場セントアサンがございます。
先日、正式な工場開設に際し、式典にはCEOアンディ・パーマー氏も参加。
式典でアンディ氏はこのように述べています。
「今日、セントアサンに新しい製造施設を開設することは、アストンマーティンにとって重要な日であり、
英国での信頼投票であり、最大750ピーク時の熟練労働者。
セントアサンは、新しい施設に建設される新しい車DBXを提供するための重要なステップです。
セントアサンのオープンは、同社の成長計画において非常に重要なマイルストーンであり、
市場のすべての主要セクターに存在するグローバルラグジュアリーブランドとしての野望に不可欠です。」
この新工場はなぜ新設されたのか!?といいますと、
アストンマーティンとして初めてのSUVモデルDBXの生産拠点として増設された工場でございます。
DBX専用です!
アストンマーティンの気合が感じられますね。
これまで通り、ゲイドンではDB11、VANTAGE、DBSなどのスポーツカーをメインに生産を行います。
元々、このセントアサンの工場は、英国空軍基地として使用されていた施設で約90エーカーという敷地面積。
これは、マツダスタジアムの約7個分の敷地面積を誇ります。
日本では考えられない広大な土地での贅沢な使い方。
そんなセントアサン工場では、現在、全世界のお客さまから受け付けているDBXの受注を受け、
来年にはフル稼働して全世界、日本のお客様へとデリバリーされます。
またゲイドン工場との違いとして、ここでは最新の塗装設備を導入しています。
日本のお客さまは非常に塗装を重視されるので、ゲイドンでも日本のお客さま専用となる塗装工程を行なっているのですが、
セント・アサンでは特殊な工程を経て塗装が行われます。
きめこまかい日本人にも対応してくれているのですね!!
そして、これまでは、アストンマーティンのゲイドン工場を見学できるファクトリーツアーがございましたが、
今後はこのセントアサン工場見学もできる予定ですので英国旅行の際にはぜひ寄り道で。
DBXの準備は万全な体制で整っております。
引き続きお問合せお待ちしております★
Written by M.M
E-mail info@m-auto.co.jp