DB11 V8 キャラクター
先日もブログでご案内いたしました通り、7月18日は試乗会を予定しております。

本日は、そこでご試乗いただけるモデル”DB11 V8″についてご紹介したいと思います。
実は最近、このDB11のお問合せが再燃しています!!
なぜ、これほど人気があるのでしょうか、、
本日は、その魅力に迫っていきたいと思います★
1940年代にアストンマーティンんの経営者として手腕をふるった実業家のデイヴィッド・ブラウン

そのイニシャルである「DB」の称号を掲げたDBシリーズは、
現在もアストンマーティンを代表するメインモデルとして圧倒的存在感を放っています。
DB11がデビューしたのは2016年。

DB9からDB11へのモデルチェンジは、メーカーとして革新的な変化を遂げ、
デザインや性能を含め、業界に大きな衝撃を与えた事を今でも鮮明に覚えています。
クセのある派手さや威圧感を求めない機能美。
圧倒的な造形美を実現しながら、スポーツカーとしての機能も十分に果たす
実にアストンマーティンらしいモデルに、ファンは虜になりました。

当初は、GT=グランドツアラーとしてV12エンジンを搭載したDB11 V12から始まり、
2018年にはV8エンジンを搭載したDB11 V8 Coupe & Volanteがラインナップに加わりました。
↓ 2018年にショールームにて発表会イベントを行ったときの写真です。

V12気筒とV8気筒という性格の異なる2つのキャラクターを持ち合わせるDB11。
そのキャラクターの違いをご紹介いたします。
まずはルックス。
見た目は歴然とした違いというよりも、細かいディテールの違いになります。
まずは、空気の通り道として必要な役割を担っているエアベント。
V8は、2か所。V12は、4か所に備わっています。

続きまして、ボディの顔の表情を左右するヘッドライト。
LEDヘッドライト内にあるベゼルの仕上げが異なります。
V8は、ダーク仕上げ。V12は、メタル仕上げ。

続いて性格。
V8とV12モデルの走行性能において大きく関係しているのが、
エンジンの大きさと重量配分です。
DB11の特徴である貝殻の形をしたクラムシェルボンネットには、
立派なエンジンが搭載されています。

こちらは、V12のエンジンルーム。↓↓

さすがの5,2ℓ V12気筒エンジンだけあって、
ビッシリとエンジンが搭載されています。
そして、こちらは4,0リットルV8気筒のエンジンルーム。
V12と比べると非常にコンパクトです。

車両の走りに影響するのがこのエンジンの位置ですが、
なるべく重いものを中心に持ってくることで
全体のバランスがとりやすくなり、ハンドリングも安定するため、
重量配分をなるべくフロント・リアで均一にするように配置されています。
このDB11に関しては、その重量配分が、
V12エンジンでは51対49。
一方で、-115kg 軽量化されているV8エンジンの場合でも、
49対51と、ほとんど変わらない配分を維持しております。
また、エンジンはフロント、トランスミッションはリアに配置するトランスアクスル方式を採用することで、
より走行時の操作性と運動性能が高められています。

V12気筒ほどの重たいエンジンであれば、重心はとりやすいのですが、
V8エンジンの場合車体が軽くなるので、エンジンのパワー差をより感じやすくなります。
その差のギャップを埋めるために、開発時にはこの重量配分の設計がより重要視されました。
では、実際の走行時のフィーリングの違いはどうでしょうか??
V12では「パワー」「重厚感」中心の走り。
一方で、V8では「軽快」「俊敏性」中心の走りが特徴です。
V12では、パワーがある分、ロングツーリングでも疲れにくく、安定感のあるドライブが楽しめるでしょう。
V8では、ハンドリングが非常に軽快で、車と一体感が感じられるようなレスポンスの良さを体感できます。
走行モードによっては、スパルタンな一面もみせてくれるので、
ワインディングも積極的に攻めていきたくなるような特性です。

一概にどちらがいいというのはなく、これはそれぞれのドライビングタイプの好みによって
えらばれるのがよいと思います.。
ご試乗会では、DB11 V8の俊敏で軽快な走りをお楽しみいただければと思います。

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ASTON MARTIN Summer Driving Experience 2021 in 広島エアポートホテル
日時:7月18日(日) 10時~17時
~試乗予約受付中~
https://www.m-auto.co.jp/astonmartin/news/detail/?pk=404
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Written by M.M
アストンマーティン広島
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