Valhalla(ヴァルハラ)

2021/07/16

2021年7月15日

アストンマーティンよりミッドシップ・エンジン・ハイブリッドスーパーカー

「Valhalla(ヴァルハラ)」の詳細が発表されました！！

　
ルックスだけでもセンセーショナルでスリリングな印象を与えるValhalla.

新世代のアストンマーティンを象徴し、新しいドライバー＆ドライビング体験

真のウルトラ・ラグジュアリー、エクスクルッシブなブリティッシュ・スーパーカーを定義するクルマです！！

そして2021年は60年以上の歳月を経てF1に復帰した記念すべき年。

Valhallaは、F1で鍛えられたシャシー、エアロダイナミクスとエレクトロニクス、

そして最先端のハイブリッド・パワートレイン・テクノロジーから構成され、

まさに究極のテクニカル・ショーケースといえます。

それにより、スーパーカー・セグメントの頂点に、前例のないエキサイティングで楽しい走り、

そして人車一体感がもたらされます。

一体、どのような進化を遂げた車なのでしょうか！？

詳しくみていきましょう。

Valhallaのコンセプトは、限定ハイパーカー Valkyrie (バルキュリー) から受け継がれています。

Valkyrieといえば、約3億円ともいわれる約150台限定の超ハイパーカー。

空力の鬼才といわれる”エイドリアン・ニューエイ”によりつくりあげられ、

空力性能を追求しながらも、優美さを持ち合わせた独特のフォルムで、注目を浴びておりました。

Valhallaは、Valkyrieの息子分のようなものなので、デザインレガシーが存分に受け継がれております！

まず、心臓部には、3つのモーターを備えたまったく新しいPHEVパワートレインが搭載されています。

そのもっとも重要なコンポーネントは、リアにミッドマウントされた専用の4.0リッターV8ツインターボエンジンです。
このユニットは、これまでアストンマーティンに搭載されたエンジンの中で最も先進的でレスポンスが鋭く、

最高のパフォーマンスを発揮するV8エンジンです。

最高出力は驚きの、750PS/7,200rpm！！！

そして、この新しいV8エンジンは、2基の電気モーターを備えた150kW/400Vのバッテリー・ハイブリッドシステムによって補完されます。このエレクトリック・システムは、合計出力950PSに対して、さらに204PSのパワーを上乗せすることができます。

そして、このパワートレインには、まったく新しい8速DCTトランスミッションが組み合わされています。

アストンマーティンのために特別に設計および製造されたこの新しいパドルシフト・ギアボックスは、

ハイブリッドの時代に対応するために特別に開発されました。

e-リバース（PHEVの電気モーターを利用し、従来のリバースギアの必要性をなくすことで重量を削減）を備えたトランスミッションは、リア・アクスルにエレクトロニック・リミテッドスリップ・デファレンシャル（e-デフ）を備え、最大のトラクションと俊敏なハンドリングを実現しています。

EV専用モードで走行する場合の最高速度は130km/hで、航続距離は15kmです。

950PSのパワーを解き放った場合は、Valhallaは0～100km/hをわずか2.5秒で加速し、最高速度は330kmに達します。

アストンマーティン初となる専用のデュアルクラッチ・トランスミッションも搭載され、

その結果、、

きわめてシャープなハンドリング、驚異的レベルのダウンフォース、

瞬時に作動する電気モーターとパワフルなV8エンジンにより、

エモーショナルな走りの世界とハイブリッドによる効率的で超高性能なスーパーカーが実現しました。

ボディ構造は、最小の重量で最大の剛性を実現する新しいカーボンファイバー製コンポーネントを

中心に構築されています。

アストンマーティンといえば、ダウンフォース。

設計チームは、ダウンフォースを妥協なく追及しながらも、

ひとめでアストンマーティンであることがわかるデザインにもこだわりました。