VANTAGE AMR 発表!! 色々考察してみました!!

   

皆様、お世話になっております。

アストンマーティン広島 営業部の青井薫生です。

 

ついに発表されましたね!!

 

VANTAGE AMR!!

 

JPG Small-Vantage AMR

 

 

今回のブログでは、VANTAGE AMRについて色々考察してみようと思います!!

 

さて、VANTAGE AMRといえば、一番のトピックは7MTの搭載!!

 

JPG Small-Vantage AMR

 

これについて考えてみましょう!!

 

ここ最近、2000万円以上のスポーツカーには従来の3ペダル式マニュアルトランスミッションが搭載されることは少なくなってきましたね。

 

やはり性能を追い求めると、どうしても現在の進化した2ペダルにはかなわないと思います。

 

アストンマーティンでいえばタッチトロニック3。性能重視のスポーツカーでは最近はDCTが主流になっていますね。

 

そこにきて、3ペダル式マニュアルトランスミッション!!

私は、これはとても意義のあることだと思いました。

 

 

3ペダル式マニュアルトランスミッションのメリットは「面白い」こと!!

これに尽きると思います。

自分で操る楽しさを求めるならばMTはとても良いものだと思います。

その上で、、、

 

弊社のお客さまで、前型のバンテージAMR 7MTに乗っていらっしゃる方がいます。

 

その方と話をしている時の内容です。

 

 

 

お客様「最近、タッチトロニック3やDCTの様に、どんどんトランスミッションは進化しているよね。」

青井「確かに、エンジンよりもトランスミッションの方が進化の余地もありますし、フィーリングも違いが分かりやすいですしね。」

お客様「でも、7MTに乗っているとね、それらのメーカー同士のしのぎの削り合いに対して『あっそう、だからどうしたの?』って気分になるんだよ」

お客様「今までは、他社で良いのが出ると気になって仕方がなかったのに、MTに乗っていると、すべて【自分とは関係のない別の世界の話】に感じる。」

お客様「そうすることによって、物凄くストレスが無くなったんだよ」

 

 

 

・・・とのことでした。

 

 

確かに、ほとんどMT車が無くなってしまった今、

そして、性能的には明らかに劣ることが分かっているMT、

 

 

 

その上で、あえてMTに乗ることで、「心理的性能競争の波」に飲まれず、独自の世界観を楽しむことが出来るというのはとても気持ちの良いことだと思います。

 

 

私のコンセプトとしては、アストンマーティンは絶対性能を楽しむ車ではないと思います。

 

 

アストンマーティンを培ってきた【文化】や【情緒】【矜持】を楽しむ車だと思っております。

 

 

 

しかし、とはいっても高性能です。

 

かなり速いし面白い車です。

 

タッチトロニック3のオートマシステムも、普通のオートマと思ったら大間違いです。

 

 

 

・・・・

 

 

・・・・

 

 

 

この、「速いし、面白い車」というのは厄介なもので、、、

 

いつのまにか、「面白い」部分が欠落し、「速い」部分にのみ注目されてきてしまいます。

 

それは、やはり「速さ」は数字で書けるのに対し、「面白さ」は数値化できない、比較できない、人それぞれの面白さに対する思いがある、などなど。

 

「面白さ」というのは伝わりにくいからだと思います。

 

今回のマニュアルトランスミッションは、そんな中、車を楽しむための基本である「面白さ」に強制的に立ち返らせてくれる上、数値化される「速さ」の戦いを外から眺めることが出来る最高のツールだと思います。

 

JPG Small-Vantage AMR

さて、マニュアルトランスミッションの話はこのくらいにして、、、

 

実際の仕様を細かく見ていきましょう!!

 

 

 

VANTAGE AMR、世界限定で200台製造
通常モデルのVANTAGEと比較

車両本体価格

通常モデル                     20,195,000円(モデルイヤー20.5、最新価格です)
VANTAGE AMR              24,590,000円(通常モデルに対して4,395,000円高)
VANTAGE AMR 59EDITION   27,900,000円(VANTAGE AMRに対して3,310,000円高)

次に、装備の違いを見てみましょう。

通常VANTAGEではオプション設定で、VANTAGE AMRでは標準装備のもの

・専用デザイン鍛造アルミホイール(ノーマルではシルバー)※専用品のため価格未設定、参考までに通常の軽量鍛造ホイールシルバーの価格は546,000円
・ブレーキキャリパーカラー(全色無料)         182,000円 or 364,000円
・カーボンセラミックブレーキ             1,274,000円
・カーボンエクステリアボディパック          1,274,000円
・カーボンリアディフューザー              364,000円
・スモークテールランプ                   91,000円
・マットブラックフロントグリルメッシュ           72,000円
・カーボンボンネットベント               364,000円
・マットブラックウインドーサラウンド          236,000円
・コンテンポラリーカーペット              182,000円
・ブートカーペット室内同色仕様              54,000円
・インテリアジュエリーパック ダーククローム&カーボン 236,000円
・アルミニウムトレッドプレート             182,000円
・レザーヘッドライニング                182,000円

合計 4,693,000円(ホイールは価格に含めず、キャリパーは安いほうで計算)

 

こう考えると、

「通常モデルで購入することと比較して、同じ仕様にするならば、約30万円安くなり、車重が95kg軽くなり、ついでに7MTと、専用鍛造ホイールと、【限定車】の肩書がついてくる」

 

かなり、価値がありますね!!

JPG Small-Vantage AMR

 

ちなみにですが、VANTAGE AMRで選択できるボディカラーは
・サビロブルー(ダークブルー)
・チャイナグレー(ソリッドグレー)
・ホワイトストーン(パールホワイト)
・オニキスブラック(ブラックメタリック)
の4色が基本です。

 

これらの色でご検討の方には朗報ですね!!

 

 

 

 

 

次に、VANTAGE AMRの中でもさらに希少な「59EDITION」についてです。

 

こちらは、1959年にアストンマーティンがルマンで優勝したことを記念するモデルです。

 

(ちょうど、60周年ですね!!)

 

 

 

こちらには、専用ボディカラーである、スターリンググリーンと、ライムカラーのストライプが入ります。

ライムカラーのストライプには59EDITIONのロゴが入り、内装も特別仕様です。

JPG Small-Vantage AMR

その上で、VANTAGE AMRに比べて仕様が違う箇所は、、、

 

・専用ボディ塗装 スターリンググリーン     ※オプション設定なし
・59EDITION専用ロゴ入りセンターストライプ   ※オプション設定なし
・AMR軽量鍛造ホイールテクスチャードブラック  637,000円
・カーボンファイバールーフ           546,000円
・カーボンファイバーデッキリッドインサート   182,000円
・カーボンファイバーミラーキャップ       182,000円
・ルーバータイプカーボンサイドジル       364,000円
・内装色同色スポーツステアリング        272,000円

合計 2,183,000円

 

 

59EDITIONに関しては、個別の価格設定がなされていない特別仕様ばかりで単純比較は難しいですね。

 

しかし、世界59台限定の称号はあこがれるものがありますね!!

 

スターリンググリーンのThe AMR仕様が好きな方や、コレクターズカーとして取っておくならばこちらの方がより「らしい」仕様なので良いのでは?

Vantage AMR (4)

さて、最後の方はオプションを比較して、単純な価格のみの比較になってしまいました。

 

私も当然、実車を運転していないので想像でしか語れませんが、きっと面白い車です。

 

タッチトロニック3の仕様で運転した時のVANTAGEはとにかく「車が軽くて、気持ちの良い運転」が出来る車でした。

 

当然510馬力あるので、滅茶苦茶速いのですが、コーナリング時には、昔ライトウェイトの車ではやった「ヒラヒラ感」を全身で感じられます。

JPG Small-Vantage AMR

そう考えると、マニュアルトランスミッションとの相性は抜群だと思います。

 

手足の様に運転できるVANTAGEを、もっとフィジカルにコントロールできるVANTAGE AMR。

 

世界限定200台ですので、是非お早目のご検討、お願い致します。

 

そして、、、

もしも広島でご購入される際には、「担当は、青井で!」とおっしゃっていただくと最高にうれしく思います(笑)

 

 

 

Write by 青井薫生

 - NEW VANTAGE