リフレッシュ休暇 Final
2017/10/31
リフレッシュ休暇ブログ 最終章。
パリ市内はどこを歩いても、カメラにおさめても美しい。
でも、どうしても仕事柄目が行くのは、車です。
よく見かけるのは、フランス車ルノーやプジョー、シトロエンといったわりとコンパクトな中型車。
それが、ずらっと路上に並んでいます。
しかも、隙間がないくらいぎゅうぎゅうです。
「バンパーは、ぶつける為にある」というのがこちらの方の考え方のようです。
かたや、高級車もちらほらと見かけましたが、東京ほど走ってはいません。
パリ市内を散策中、欧州自動車業界の現状と対策を肌で感じることができました。
といいますのも。
今年7月に、フランスのユロ・エコロジー相は、
2040年までに国内でのガソリン車、ディーゼル車の販売を禁止する方針を発表しました。
地球環境への影響に配慮し、電気自動車(EV)の普及を目指す。自動車産業には、大きな影響を受けるこの発表。
電気自動車購入車に対しては、補助金制度が設けられ、ガソリンやディーゼル車に生産や販売には規制をかけていく方針です。
すでに、パリ市内では充電インフラ整備の動きが活発になっているということです。
🔌マークが、設置済み、今後設置予定の箇所です。
至る所に、この充電パークを見かけました。日本では高速道路ではみかけますが、市内でのインフラはまだまだといったところですよね。
さらに、車の代わりに、自転車を購入すると補助金がもらえる制度も設けられています。
市内でよくみかけるグレーの自転車は、
パリ市が運営するVelib(ヴェリブ)が手掛けるレンタサイクル事業。
一度登録すれば、30分以内であれば無料。1日に何度もかりることが出来ます。
フランスのこのような動きに続き、
イギリスも同様に2040年までにガソリン車やディーゼル車の販売を禁止する方向性を示しています。
アストンマーティン社からも、RapidEの電気自動車の生産が発表されています。
今後、私たちの扱う欧州の自動車業界は、変革の時期へと向かっていると思われます。
愉しみでもあり、不安でもありますが、どんな時代であれ、アストンマーティンの美しいスタイルやブランド精神は、
ぶれずにもっていってもらえると嬉しい限りです。
リフレッシュ休暇中も、結局アストンマーティンや自動車のことを考えてしまう。職業病ですね。
でも、楽しいのでよしとします。
さて、そろそろ日本食が恋しくなってきたころ。
いざ、気持ちを切り替えて帰国!!のはずが、
最後の最後に、フライトの遅延により、予定日より1日遅れで広島へ戻ることになりました。。💦
旅にトラブルはつきものです。みなさまもお気をつけくださいませ★
長らプライベートブログにお付き合い頂き、ありがとうございました。
リフレッシュして、
ショールームで笑顔でお待ちいたしております(*^-^*)
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