走るジュエリーカー
アストンマーティンを製造する際、一番最後に取り付けられる箇所はどこでしょう?
アストンマーティンの象徴ともいえるエンブレムです。
近年、大量生産でコストを削減しているメーカーが多いなか、
素材はプラスチックではなく本物のメタルとエナメルで造られています。
その為、実際にもってみると、その重厚感に驚かされます。
また、厚みは50mmほどあります。
これは、プラスチック素材では到底ありえないことです。
エンブレムはどこで造られているかといいますと、
宝石メーカーでもあるバーミンガム” Vaughtons ” 社。
オリンピックのメダルを作っているヨーロッパの老舗メーカーです。
創業は1819年。
熟練した職人が手作業で行う為、1つ製作するのに、
約20時間という時間が費やされています。
ペン先のほそ~い工具を使用して、入念に彫っています。
このウィングは、ユニオンジャックをモチーフにした特別バージョンの制作中の写真ですね。
こちらは実際の作業工場。
作業台も、工具も、ねんきが入っていて、ヨーロッパの職人工場!という雰囲気があります。
ウィングバッヂだけではありません。
アストンマーティンの車両の所々に施されたバッヂは、全てVaughtons社によるものです。
例えば、リア部分に装着されている車種バッヂ。
宝石メーカーだからこそ出せる煌びやかな風合いは、
まるでジュエリーをみにまとった女性のような華やかさを添えてくれます。
また、エンジンルームに装着されたこのバッヂは、
主張しすぎない究極の隠れたこだわりのひとつと言えるでしょう。
Q by ASTON MARTINの証も、世界に1台だけの特別感という重みを感じさせます。
クルマに乗る際のステップ部分にも、ぬかりなく本物の証が刻まれています。
私たちスタッフも、ASTON MARTINスタッフとして毎日欠かさず身に着けているものがあります。
ウィングマークは、非常に細かい羽がモチーフになっているため、再現するのが難しいといわれているのですが、
こちらのバッヂも非常に精巧にできています。
これを付けると身が引き締まる思いです。
知れば知るほどアストンマーティンの奥深さに感心してしまう毎日。
アストンマーティンウィングは、実際にショールームでその重みを体感することが出来ますので、
ぜひご来店くださいませ。
アストンマーティン広島
Tel 082-255-0070
E-mail info@m-auto.co.jp
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