新型DB11 Discover~エンジン~
2016/09/05
つい先日、新型DB11が日本Debut!を果たし、
いよいよ我々の中四国地方にも降臨する日が刻々と近づいて参りました。
東京ローンチでは、メディアの数やお客様の数をみても、注目度の高さがうかがえます。
実車をみるのが、本当に待ち遠しい限りです★
さて、新型DB11のエンジンの話です。
DB11用のエンジンは、完全なるアストンマーティン社製エンジンです。
DB9では”6,0ℓ V12自然吸気型エンジン”を採用しておりましたが、
動力性能や環境性能に配慮した結果、5,2ℓ V12 DOHCツインターボになりました。
生産は、ドイツ ケルンにあるアストンマーティン・エンジン・プラント=AMEPで行われます。
従来からの流用パーツはありません。
そして、新しいアストンマーティン社製エンジンは、
シリンダ・オン・デマンドという片側バンク停止システムが搭載されています。
端的にいいますと、燃費消費を抑えるシステムのことです。
クルージング走行中や軽い加速時のエンジン負荷が低いときに、12気筒のうち片側6気筒で走行することで、燃費が20%アップ。
休止するバンクは、解媒の温度低下の防止を目的として、20秒ほどでスイッチされる設計になっています。
万が一、バンク休止中に触媒コンバーター温度が適正範囲を下回りそうになると、
エンジンマネージメントシステムがすぐに12気筒全てを作動させることで、パフォーマンスに過度な影響を強いることなく、
効率と排ガス特性を向上させてくれます。
最先端の技術を駆使し、史上最も燃料効率のいいパワフルなエンジンであるといえます。