Vanquish Zagato Conceptを公開
2016/06/23
アストンマーティンは5月20日、イタリア チェルノッビオにて、
Vanquish Zagato Conceptを発表しました。
ザガートとは、イタリア・ミラノに本拠地を置くカロッツェリア、いわゆるデザインハウスの事です。
アストンマーティンは約50年にも渡って、ザガートとパートナーシップを築いてきました。
そしてその最新作がこの度、
イタリア北部 コモ湖畔で開催されるヒストリックカーの祭典「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」で、世界初お披露目となりました。
【Vanquish Zagato Concept】をまずはご覧ください。
なめらかな曲線と、要所にある彫刻美が見事に融合しています。
エンジンは12気筒のVanquishがベースで、
パワーも最高出力は600馬力と、よりダイナミックになっています。
またOne-77に由来したドアミラー、DB11の空力プロフィールの流れを汲む彫刻的なリアエンド、
リトラクタブル・スポイラー、ラゲージ・コンパートメントへのリアハッチなどからは、
コンテンポラリーモダン要素を取り入れつつ、Zagatoらしい洗練されたデザインが随所に感じ取れます。
また、グランドオープンの際に広島に降臨した、
“アストンマーティンVulcan“と同一のLEDブレードテクノロジーも応用されています。
ASTON MARTIN Zagatoの歴史は、今から55年前にさかのぼります。
1960年に発売された DB4 GT ZAGATOから始まりました。
【1960年~1963年】
戦後アストンの中でも、最も美しい車と言われています。
生産台数は、たったの25台。オークションでは恐るべき値段がつくといいます。
現在のZagatoモデルの前衛となった堂々たる1台目です。
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エンジン:3,670CC 最高出力: 314馬力 最大トルク:5,400rpm
0-60mhp:6,1秒 最高速度:248km/h
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2台目は、1986年のV8 ヴァンテージ ザガート
【1886年~1989年】
DB4GTザガートに敬意を表したモデル。
当時は史上もっとも速いアストンマーティンであり、
最高速度はフェラーリ288GTOやポルシェ959と競合しうる数少ないモデルでした。
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エンジン:5,340CC 最高出力: 432馬力 最大トルク:5,000rpm
0-60mhp:4,8秒 最高速度:299km/h
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3台目は、DB7ザガート
【2003~2004年】
一目で、ザガートとわかるデザインです。
アメリカの西海岸にターゲットを絞って作られたモデル。
トランクスペースはなく実用性には欠けるものの、
西海岸の人々の心をグッとつかみ、現在も限定99台が走っているようです。
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エンジン:5,935CC V12 最高出力: 435馬力 最大トルク:5,000rpm
0-60mhp:4,8秒 最高速度:298km/h
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4台目は12気筒エンジンを積んだV12ザガート
【2012年~2013年】
基本設計はV12バンテージで、ボディにカーボンファイバーとアルミニウムが使われています。
アストンマーティン・エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーである、
マレック・ライヒマンがデザインを手がけたことで、いまや一段と価値があがっています。
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エンジン:5,935CC V12 最高出力: 510bhp 最大トルク:5,750rpm
0-60mhp:4,1秒 最高速度:306km/h
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【Vanquish Zagato Concept】は、世界限定99台です!!
オーダーについてご興味のある方は、お早めにお問合せ下さい。