新工場建設を発表。

Aston Martinは、2月23日。

新たな工場を建設することを発表致しました。

 

現在は、イギリス中部のGaydon(ゲイドン)に本社工場がございますが

加えて、ウェールズ南部のSt Athan(セントアサン)に第2工場を新設致します。

 

ウェールズは、イギリスを構成する4つの「国」のひとつ。

四国より少し小さな、イギリスの中の「異国」です。

国旗も、イギリス国旗とは別に「ウェールズ国旗」というものがあります。

 

 

Gaydonからはおよそ220km。

クルマで2時間少々という立地です。

 

                                                          青:St Athan  緑:Gaydon

 

英国軍が飛行機格納庫として使用する施設を利用する計画で

36ヘクタールの敷地は、ベタに東京ドームで表すと8個分に相当します。

2017年に着工、2020年の稼働開始を目標としており、750人の雇用を見込んでおります。

 

このSt Athan工場は、昨年のジュネーブ・モーターショーで発表されたコンセプトカー「DBX」ベースの

クロスオーバー車の新モデルの生産拠点となります。

 

  

 

また、ゲイドンでのスポーツカー生産も拡大するとしており

DB9の後継モデル「DB11」の生産も発表致しました。

今後5年間において、スポーツカーのラインナップを刷新・拡大する計画で

それに伴い、ゲイドンの既存工場の生産能力を段階的に拡大。

2020年までに、生産台数7,000台を目指すとしております。

 

 

さらに、2018年にはRapideのEV版「Rapide E」の生産も開始する予定です。

 

創業から100年が経過した老舗は、さらなるステップアップを致します!