ジェームズ・ボンド映画の為だけに特別に製作された【 DB10 】
撮影に使用するため、たった10台のみが製作された特別モデルが
2月18日、ロンドンのクリスティーズによって、オークションにかけられることとなりました。
予想金額は、100万ポンド以上！
およそ2億円程度の落札金額になるのではないかとのこと。
このオークションは、最新作SpectreのデジタルHD、ブルーレイ、DVDの発売を記念したもので
DB10をはじめとする、24の特別なアイテムが競売対象となります。
売り上げは、全額「国境なき医師団」へ寄付されることになっております。
ボンドカーとして製作された10台のうち、8台は改造が施されて撮影に使用されましたが
2台は展示目的のプロモーションカーとして、改造は一切されませんでした。
今回オークションにかけられるのは、そのうちの1台。
ロンドンで開催されたSpectreのワールドプレミアでも展示されており
ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグが、直筆サインを残していることも大きなポイントです。
非常に稀有な10台の中でも、個人所有を許される唯一の1台となります。
本当に特別な1台ですね。
そして、Aston Martin WorksのAssured Provenance（生産元確認）プログラムにより
「プラチナ賞」を授与された、最初のアストンマーティンとなります。
⋆Assured Provenance プログラム
Aston Martin自身が提供する、初の公式認証プログラム。
権威ある専門家たちで構成された委員たちの知識に基づき、世界的に有名なインハウスの
クラシックカー担当施設であるAston Martin Worksが運営を行っている。
DB10は、4.7リッターV8エンジンの6速マニュアルギアボックスを搭載。
最高速度は、304km/h以上と想定されております。
エクステリアは全てカーボンファイバー製。
インテリアは贅沢な革・カーボンファイバー・アルミニウムを使用し
丁寧なクラフトマンシップで仕上げられております。
現車は、DB10オリジナルそのまま。
「訓練されたドライバーが映画の中だけで運転する」という、限定された目的の為に製造された車両ですので
公道を走る為の正式な認証は受けておりません。
あくまでも、コレクターズアイテムとしての販売なのです。
それでも、きっと人気は高くなることでしょう。
特別なDB10を手に入れることができる特別な機会。
2月18日は、Aston Martinにとっても特別な日になることでしょう。
