1994年にデビューした、F355 berlinetta。
登場から20年以上が経ち、初期のモデルはフェラーリ・クラシケの対象となりました。
現行モデルから考えると、どちらかというとアナログで、整備も大変なモデルですが
その分、現在でも乗られているF355は、定期的にメンテナンスを受けられ
大切にされてきた車両であるとも言えます。
先代348に搭載されたF119ユニットをベースに、ストロークを2mm伸ばし
排気量を3,496ccに拡大した、V8 DOHC のF129ユニットは
最高出力 380CV / 8,250rpm・最大トルク 363Nm / 6,000rpmを発揮。
1気筒あたり5バルブのV8は、エンジニアリングの傑作です☆
ちなみに、このエンジンを搭載したモデルに《 F355 berlinetta 》と《 355 F1 berlinetta 》がございます。
この2つ。何がどう違うのでしょう?
F355 berlinettaが登場したのは、1994年。
355 F1 berlinettaが登場したのは、1997年。
どちらのモデルも、ベルリネッタ・GTS・Spiderのバリエーションが存在します。
デザインに遜色はありません。
アルミニウムとスチール製のボディに、コノリー・レザー製のシート。
鋼管リア・サブフレーム付きのスチール製モノコック構造のシャシー。
独立不等長ウィッシュボーンとコイル・スプリングにガス封入式テレスコピック電子制御ダンパーの組合せ。
パワーアシスト付きラック&ピニオンのステアリング。
オプションでパワー・アシストのない、機械式ギアが選択できる部分も同じく。
ABSシステム搭載のブレンボ製キャリパーとベンチレーテッド・ディスクも同じでした。
では、何が違ったのか?
それは、F1スタイルのギアボックス・マネジメントシステム。
355 F1に搭載された新型トランスミッションは、F355の6速マニュアル・ギアボックスとのミックス。
現行モデルにまで続く、F1が生んだ技術です。
ステアリング後方にパドルシフトが装備されることで
変速操作もステアリングから手を離すことなく、簡単になったのです。
ミッションがお好きな方には、少々物足りない?かもしれませんが
今ではスタンダードになってますね♪
一言にV8といっても奥が深く、また今も進化を続けております。
お乗りの皆様は、是非永く大切にしていただければ幸いです☆
なお、ただ今弊社で開催中のメンテナンスキャンペーンでは
タイミングベルトやクラッチ交換をお考えの皆様に、特典をご用意しております。
今月末までとなっておりますので、末永く愛車をお楽しみいただくためにも
メンテナンスを受けていただくことをオススメしております。
ご希望の方は、お問い合わせください。
現在に続くシステムの先駆けと、懐かしさも感じるデザインに愛着が湧きますね☆
フェラーリ正規ディーラー エムオート・イタリア
(広島・岡山・山口・島根・鳥取・愛媛・香川・徳島・高知)
ご成約頂きました、F355 ベルリネッタ!
ブルールマンのクールな1台です☆
弊社のラインナップの中でも、あまり見かけないブルー系のお車。
それぞれの色合いで印象が変わりますが
深みのあるブルーで、落ち着きがありますね。
インテリアにはベージュが合わせてありますので
より一層、エレガントさがプラスされております。
ライトブラウンのカーペットも暖かみがありますね☆
1994年のジュネーブ・モーターショーで発表されてから
もうすぐ20年が経ちますが
未だにご要望の絶えないモデル。
存分にお楽しみいただければ幸いです☆
ご成約いただき、誠にありがとうございました☆
フェラーリ正規ディーラー エムオート・イタリア
(広島・岡山・山口・島根・鳥取・愛媛・香川・徳島・高知)