≪ ENZO FERRARI ≫ Vol.2

さてさて。

それでは、ENZO FERRARI の続きと参りましょう。

 

ENZO FERRARIの性能はと言いますと

プレミアム・モデルとして初めてF1マチック(6速セミAT)が採用されております。

ステアリングの後方にシフトパドルが付きましたね!

現在のロードモデルでも人気の高い、LEDステアリングを装備。

LEDインジケーターは、エンジンの回転数(6000、6500、7000、7500、8000rpm時)に応じて

左側からランプが点灯します。

マルチ・ディスプレイの切替や、車高昇降、レース/スポーツモードの切替などのスイッチを始め

ウインカーやホーンボタンなどは、全てステアリングに配置されます。

F1マシンさながらの造りですね♪

シフトパドルとLEDを見る限り、非常に現行モデルと似通っております。

レブカウンターも現在のスタイルを思わせるデザインです。

センターコンソールのボタン類は、ENZO独特で縦に配されております。

また、サイドブレーキがドライバーの左側にございますが

これは、F355でも同じような構造になっております。

足元にも注目点がございました。

大きなパワーを制御するブレーキには、F1テクノロジーをフィードバックした

ブレンボ製のCCM(カーボン・コンポジット・マテリアル)ディスクを使用。

従来の鋳鉄製に比べ、約30%程軽く、バネ下は12%ほど軽減されます。

ロードカーへの汎用の為、温度依存性を小さく抑えてあります。

キャリパーも同じくブレンボ製で、ホイールはフェラーリの伝統的な星形5スポークデザイン。

さらにタイヤは、ポテンザRE-050Aスクーデリアと呼ばれる、ブリヂストンがENZO用に開発した特別製です。

フロントとリアそれぞれ機能別に最適設計されており

形状、構造、トレッドパタン・コンパウンドなども全て特別仕様とのこと。

デザイン性、機能性に加え、タイヤも特別製という、Speciale尽くしのモデルです☆

ENZO FERRARIもなかなかご覧頂けるモデルではございませんので、貴重な機会です♪

なお、このF40 / F50 / ENZO FERRARI をご覧頂けるのは、今週末3月22日(までとなります。

期間限定となっておりますので、ショールームにてご覧ください☆

Ferrari正規ディーラー エムオート・イタリア

(広島・岡山・山口・島根・鳥取・愛媛・香川・徳島・高知)

2015/03/17(Tue) | ENZO
≪ ENZO FERRARI ≫ Vol.1

滅多にご覧頂けない、Super Car 3台勢揃いということで、大変ご好評頂いております。

Super Car Festaは、22日(までとなりますので、期間中に是非ご来店ください。

ブログでは、F40 / F50 とご紹介して参りましたが

今回は、フェラーリ社創立55周年記念モデルとして、2002年に登場した≪ ENZO FERRARI ≫です。

創業者エンツォ・フェラーリの名を冠した、プレミアム・モデル。

同時期の市販モデルは360モデナですので、まだ記憶に新しいモデルですね。

新開発されたティーポ140ユニットは、ミッドシップに配置。

パワフルな12気筒で、5998ccから660hp/7,800rpmを発揮します。

基本的な構造は先代・F50に準じた形となっており

CFRP製のセンター・モノコックにパワーユニットを結合する構造です。

ただし、F50は機能面を極限まで追求し、かなりスパルタンに仕上げられたのに対し

ENZO FERRARIは、パフォーマンスに加え、快適性やデザイン性にも力が注がれております。

 

CFRPが剥き出しのボディは、徹底的に軽量化が施され、車両重量は1,255kg

軽量ボディとV12のパワーによって、最高速度は350km/h以上まで引き上げられました。

ちなみにF12 berlinettaは、車両重量1,525kgに対し、最高速度は340km/h以上となっております。

デザインに目を向けてみますと、ENZO FERRARIは非常に特徴的な部分が多くございます。

 

F1マシンのノーズをイメージしたフロント・ノーズ。

ノーズ下部には3つのエアインテークが設けられております。

左右2つはラジエターへとエアを導入する部分。

そして、センター開口部は、フロア下へと積極的にエアを流し込む為のものです。

フロントから取り込まれたエアは、フラットなフロアを流れ

リアディフューザーによって急速に引き上げられることで、ダウンフォースが生まれます。

因みに、リアウイングは速度に応じて可変し、車速によりダウンフォースが急変しないようになっており

エアロダイナミクスが非常に精密に考えられております。

 

さらに目を惹く要因は、前方に跳ね上がる構造のバタフライドアです。

乗り降りのことも考えて、ドアパネルはルーフ部分にまで至ります。

一般的にガルウイングと称される、跳ね上げ式のドアは512S以来でしょうか。

この形が用いられたモデルは、ENZOをベースとしたFXXや

ENZO後継モデル・La Ferrariのみですので、大きな影響を与えたことも窺えます。

この従来のモデルには見られない、独特なスタイルをデザインしたのは

当時、ピニンファリーナ社でデザインディレクターを務めていた、Ken Okuyamaこと奥山 清行氏です。

米GMやポルシェのデザイナーも務め、イタリア人以外で初めてフェラーリをデザインした人物としても有名で

『フェラーリと鉄瓶 ー 一本の線から生まれる「価値あるものづくり」』という著作もございます。

 

プレミアム・モデルに相応しい、独創的なスタイルを確立した奥山氏は

その後、599や612Scagliettiなどのデザインにも携わっております。

 

その独特なフォルムから知名度も高く、今なお手に入れたいという方が後を絶ちませんが、生産台数は399台。

後に、チャリティーオークション用に1台製造されましたが、それでも400台です。

創業者の名に恥じない、別格のオーラを纏ったENZO FERRARI。

是非、実車をご覧ください。

 

続きはまた後日。

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2015/03/14(Sat) | ENZO
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