Vantage 生誕70周年
先日発表された
「Vantage Roadster」
コンパクトなボディにエギゾーストなエンジンでレースカー好きなファンをはじめ、
多くのVantageオーナーを生んできました。
そんなVantageは今年で、生誕70周年を迎えます。
ASTON MARTIN の歴史は約106年。
ASTON MARTINの歴史の中でも、根強いファンの支持を得て、今日まで進化し続けてきました。
この機会に、Vantageの歴史をさかのぼってみることに、、
「Vantage」の名称は1950年に初めて登場しました。
そのルーツは、同年、出力を強化した「DB2」にVantageのエンジンを導入し、
ル・マン24時間耐久レースに出場したところから始まります。
DB2のVantage125bhp仕様。
これがヒット!!レースにも出場するエギゾーストパワーを持つ車というイメージを世間に与えたそうです。
その後1970年代に入り、AM V8 / V8 Volanteが誕生しました。
日本でも1970年代はスーパーカーブームが到来し、
高出力・高性能・高デザインの車がもてはやされた時代ですね。
丁度、その時期に生産されていたAM V8は「英国で最初のスーパーカー」とも呼ばれるようになりました。
当時は、角のあるデザインが主流で、この時代のスーパーカーのイメージそのものです!
1970年代後半からは、ひとつのモデルラインとして「V8 Vantage」が確立。
5,3ℓV8エンジンは催促274km/hを誇り、世界最速の座を他社メーカーとも競いあっておりました。
同時期に、V8 Volanteも登場します。
2005年には記憶に新しいV8 Vantageがデビューし、約10年近くに渡り、
ASTON MARTIN のスポーツカーラインを牽引してきました。
なんとなくですが、⇩こちらのVantageのイメージはASTON MARTIN好きな方には、
すでに安心感のある身近な存在であるような気はしますが、
初期モデルと比べると、やや名残りがあるものの、大きくデザインが変化しています。
そのコンパクトなボディにきびきびした運動性能を実現する力強いVantageは、
圧倒的な人気を誇り、英国だけで約1万6000台以上も販売されたといいます。
さらに、この同じボディにV12気筒エンジンを搭載したV12 Vantageは、
驚きのパフォーマンスを実現し、その生産終了が惜しまれました。
約10年以上続いたアイコニックなVantageも、ついに新しい路線・恰好へと変貌を遂げ、
新しい100年の歴史へと幕を開けたのは、最近の話ですよね。
約70年という時の中で様々な経緯を経て、
公道を気軽に走れるオシャレな本格的なスポーツカーでファンを魅了してきたVantage。
今年はVantage70周年記念イベントの開催を予定しております。
広島でも新しいVantage Roadsterをご覧いただける事でしょう!!
乞うご期待!!!
Written by M.M
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