アストンマーティン初のSUVモデル DBX 開発が最終段階へ
アストンマーティン初のSUVモデル「DBX」
少しづつ情報が明らかになっていき、ますます気になりますよね~!
いよいよ、生産工程のテストプログラムも最終段階に入ってきているようです。
やはり気になるのは写真だけではわからない心臓部のエンジン。
このテストプログラムにおいては、現実的に公道を走ることを見据えた試験走行と、
サーキットにおけるハイパフォーマンスの2つの側面からテストが行われます。
非常に過酷なサーキットとして知られるニュルブルクリンクで行われている耐久テストでは、
アストンマーティンの現行ラインナップ中でもっともスポーツ性が高い
VANTAGEと同等のコーナリングスピードを記録している一方で、
ブレーキ性能はDBS Superleggeraさえ上回っています。
DBXには、4.0リッターV8ツインターボ・エンジンが搭載されると発表されました。
このパワーユニットは、現代的なGTカーの爽快なパフォーマンスを実現するようにチューニングが施されています。
VANTAGEやDB11にも搭載されているこのV8エンジンは、DBX用にさらに性能が引き上げられ、
その最高出力は550PS、最大トルクは700Nmに達しています。
ハイスピードテストでは、DBXの最高速度が180mph(約290km/h)を上回ることが繰り返し確認されています。
しかし、最終的な最高速度と加速性能は、テストプログラムの最終段階で改めて設定される予定です。
さらに、DBXは、専門のチームによる入念なサウンド・チューニングが施されています。
アストンマーティンならではの重厚なサウンドを実現するため、DBXのエキゾースト・システムは、
中音域を高めながらも深みのある低音に焦点を当て、
とくにスポーティな走行時には胸のすくようなサウンドを奏でるように調整されています。
気になるエンジンサウンドはこちら。
DBXのテストプログラムは、順調に進行中です。チーフエンジニアのマット・ベッカーは、次のようにコメントしています。
「SUVオーナーが期待する日常の使い勝手と洗練された走行性能を実現することを念頭に置いて、4.0リッターV8ツインターボ・エンジンの較正とチューニングを実施しています。同時に、アストンマーティン・ブランドの伝統となっている、クルマとドライバーが一体となったドライビング・ダイナミクスにも注力しています。DBXの総合的なパフォーマンスは、すでに非常に高いレベルに到達しています。今後数ヶ月は、DBXにとっても、私たちにとっても、重要な時期になるでしょう。パワートレーンにさらに磨きをかけるとともに、ダイナミック・パフォーマンスのセットアップを煮詰めることによって、DBXは市場でもっともエキサイティングなSUVモデルに仕上がるでしょう。」
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Written by M.M
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