DBSが入庫しております!
皆様、こんにちは。
先の記事でも記載させて頂きました、この度新入庫しましたアストンマーティンDBSについて、いろいろ書かせてください。
実は、この度、発表されるアストンマーティンの新型モデルも「DBSスーパーレジェーラ」ですね。
まるでこのタイミングに合わせたかのような入庫です。
この車、アストンマーティンDBSは2007年から2012年まで販売されました。
発表当時は、「007 カジノロワイヤル」でボンドカーとして登場し、同時に市販車としても販売されるという粋な演出がなされました。
(その後、007の次回作でもある「慰めの報酬」でもボンドカーとして登場しましたね。)
販売時はカーボンファイバーとマグネシウム、アルミニウムを複合させたシャシーを採用したスーパースポーツカーとしても話題を集めた車です。
・・・とまあ、Wikipediaで調べた内容は、ここまでにしておいて、、、
実際に入庫した車を見ると、圧倒的な存在感です。
フロントバンパー、ボンネット、サイドステップに刻まれた直線的なスリットが特に印象的です。
優雅なデザインが多い、アストンマーティンですが、DBSはどちらかというと、無骨な印象すらも受けるほど、やる気を感じさせられます!!
そして、何よりも
「V12エンジン」「6速マニュアルトランスミッション」「トランスアクスルレイアウト」
この黄金の組み合わせがたまらないものがあります!!
バランスの良い重量配分になるトランスアクスルにレイアウトされた、マニュアルトランスミッションで、V12エンジンを操る喜びは、ある意味、車道楽の極みだと思います。
そんな夢をかなえてくれる一台です。
そして、最高のドライビングフィールの味わいを陰で支えるブレーキは、、、
もちろん、カーボンセラミックローター!!
アストンマーティンでは一部の車にしか採用されていませんが、当然、当時のフラッグシップモデルであるDBSには装着されています。
ところで、皆様ご存知ですか?
カーボンセラミックブレーキって、実はブレーキダストがほとんど出ないのでホイールが汚れないんです。
(厳密にいうと、ブレーキダストが出ないのではありません。ブレーキダスト、つまり削られたブレーキパッドの粉は、外部に放出されず、カーボンセラミックローターに張り付き、それがゆえに良い効きになります。)
カーボンセラミックブレーキの利点は、
1、熱に強いので、ブレーキを頻繁に使うサーキット走行などで安心して踏める
2、ローターが軽いので、回転慣性が少なく、レスポンスの良い車の動きになる
これらが有名ですが、実用面で、
3、ホイールの掃除が少なくて済む
という素晴らしい特徴もあります。
さて、実用的なことを書きましたが、アストンマーティンの特徴は
「どれだけスパルタンさがコンセプトの車であっても、決して紳士的なたたずまいを忘れない」
ということだと思います。
もちろん、アストンマーティンのフラッグシップであるDBSもそのコンセプトを最も忠実に守っています。
内装にもカーボンファイバーがふんだんに使われていますが、メーター回り、インパネ周りに目を移すと、そこには切なくなるほど美しい風景が並んでいます。
スパルタンさと美しさが、非常に高いレベルで融合した内装。
オーナー様一人で乗った時には走りを楽しむことが出来、隣に女性を乗せた時にはその豪華な内装で、リラックスした会話を楽しむことも出来ます!!
さて、そんな素晴らしい、当時のフラッグシップモデル「DBS」。
日本でも非常に少ない車両ですが、現在アストンマーティン広島ショールームにて展示いたしております。
http://www.m-auto.co.jp/astonmartin/approved/detail/?pk=49
是非、見に来てください!!
スタッフ一同、お待ち申し上げております!!
Written by 青井薫生
E-mail info@m-auto.co.jp