573PSのV12マシンを、マニュアルで操る魅力
先日、「V12 Vantage S」に、7MT(7速マニュアル)モデルが追加されました。
「史上もっともエクストリーム(過激)なアストンマーティン」
もともとV8エンジンを搭載する V8Vantage用に開発された最軽量のコンパクトボディに、V12エンジンを積み込む・・・。
そんなGTレースでの話のような曲芸を、メーカーがやってしまう。
走りも純粋にアグレッシブでありながら、コンパクトボディを活かした扱いやすさで人気の V12 VantageSに加わった待望のMTモデル。
それは、デジタル世界における究極のアナログ体験といえるでしょう。
しかも搭載は 「7MT」
シフトパターンは、1速をいわゆる Hパターンの外に配置する方式
これにより良く使用する2速~7速を、最小限の動きが可能なHパターン内に配置する事ができたとの事。
さらに、この7MTには「AMシフト」と呼ばれる機能が搭載されています。
AMシフトとは、マニュアルながらシフトダウン時に自動的に回転を合わせ、スムーズな変速をサポートしてくれる(ヒール・アンド・トゥ)と共に
フル加速時には、クラッチ操作時の加速の継ぎ目を最小限にアシスト制御する機能です。(ON/OFF可能)
つまり、MT操作における少し技術が必要な部分をアシストし、操る楽しさを強調したといえるでしょう。
また、スポーツ ⇔ コンフォート に AMシフトを加えた 4段階のモード切替が可能で、
それぞれ全く違った走りを演出してくれます。
世界に車の種類がいったいどの位存在するのか?想像もつきませんが
V12エンジンを7速マニュアルで操れるハイパフォーマンスカーは、他に類を見ません。
そんな V12 Vantage Sで、あなたはどこを走りたいですか??