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アストンマーティン、ジュネーブモーターショーに出展

2017-02-25

2017ジュネーブモーターショー出展概要

 

 

 

l   新しいVanquish Sをモーターショーで世界初公開

 

l   ハイパーカーのAM-RB 001をヨーロッパのショーで初公開

 

l   DB11でもパーソナライゼーションサービスの「Q by Aston Martin」を展開

 

l   「Q by Aston Martin」プログラムの選択肢をさらに拡充

 

 

 

2017年2月22日、ゲイドン(英国):

 

アストンマーティンは、第87回ジュネーブ国際モーターショーにおいて、3台の注目すべきクルマを初公開します。

 

 

                                    

 

 

 

すでに多くの専門家から賞賛されているVanquish S(アストンマーティン・ラインナップ中、最もパワフルかつ運動性能に優れたスーパーGT)を、モーターショーに初出品するのに加えて、AM-RB 001も、ヨーロッパのモーターショーに初公開します。アストンマーティンとレッドブル・アドバンスド・テクノロジーズが共同で開発を進めているこのAM-RB001は、革新的なテクノロジーと洗練されたデザインをきわめてスリリングな形に融合した、真に現代的なハイパーカーといえるでしょう。

 

                                      

 

さらにもう1台、アストンマーティンは今回ジュネーブで、「Q by Aston Martin – Collection」により特別な仕様を施したDB11を公開して、ブランドが推進しているビスポークサービス「Q by Aston Martin」の新しい展開例をデモンストレーションします。パーソナライゼーションサービスの枠組みをさらに広げることで、アストンマーティンは、テイラーメイドのスポーツカーの新しい時代を切り拓きたいと考えています。より幅広い選択肢が用意された「Q by Aston Martin」により、お客様は、デザイナーとの緊密なやり取りを通じて、自分自身のユニークな1台を創り上げるための、ほぼ無限ともいえる可能性を与えられることになります。

 

 

 

「Q by Aston Martin」プログラムは、2012年に初導入されて以来、大きな発展を遂げてきました。「我々はサービスのための強固な基盤を確立し、素晴らしい成果を積み重ねてきました」と、アストンマーティンのチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるマレク・ライヒマンは述べています。「今日我々は、お客様と協力しあって、かつてないレベルのパーソナライゼーションを実現しようとしています。」

 

                                       

 

Q by Aston Martin - Collection

 

「Q by Aston Martin - Collection」は、お客様が購入されるアストンマーティンに、様々な個性的なデザインタッチを付け加えるサービスプログラムです。注文するクルマの詳細を決定するときに、特別なトリムや追加の仕様を選択することができ、英国ゲイドンのアストンマーティン本社工場で、その取り付けや仕上げ作業が行われます。通常のオプションリストに記されている装備や仕様のほかに、Collectionでは、特別なペイントや内装カラー、仕上げ素材や工作を用意しています。それには、ユニークなレザーキルトの張地から、ダイヤモンド旋削仕上げのスポークにボディ同色のブレードをあしらったカラード・ホイール仕上げ、インテリアの新しいウッド/レザー素材などが含まれます。

 

 

 

DB11 Q by Aston Martin

 

2017ジュネーブモーターショーにおいて、アストンマーティンは、特別仕様のDB11を展示して、新しい「Q by Aston Martin」の概要とそのカスタマイズ範囲をデモンストレーションします。今回出展するDB11 Q by Aston Martinは、特別色Zaffreブルーのボディペイントを採用し、フロントスポイラー、サイドシル、リヤデュフューザー、サイド・ストレーキ、ボンネット・ストレーキ、ドアミラーに、光沢サテン・ツイル仕上げのフォージド・カーボンファイバーを採用しています。またインテリアは、コクピットの上下をオブシディアン・ブラック・セミアニライン・レザーで覆い、ヘッドレストに「Q by Aston Martin」ロゴをエンボス加工しています。カーボンファイバー仕上げのホイールセンターとエンジンカバーも、雰囲気を盛り上げるのに一役買っています。またCollectionを通じて、カラーコーディネートした4ピースのラゲージセットを用意しています。

 

 

 

Q by Aston Martin - Commission

 

さらなる個性を目指す方のためにアストンマーティンが用意したパーソナライゼーション・プログラムが、「Q by Aston Martin – Commission」です。これを利用することで、真に個性的なビスポーク・スポーツカーの世界への扉が開かれることになります。このプログラムは、お客様との詳細な打合せからスタートして、次第にクルマが形になっていきます。その過程でお客様は、アストンマーティンのデザインチームと、パーソナルな関係を持つことになります。「それはまさに、コミッション達成へのプロセスといえるでしょう」と、アストンマーティン「Q by Aston Martin」サービス統括ゼネラルマネージャーのDr. マシュー・ベネットはコメントしています。「このプログラムを通じて、お客様はゲイドン本社で働く我々と、密接な協力関係を築くことになります。カスタマイズの内容は想像力次第です。すべての新しいコミッションは、白紙の状態から始まります。」世界中のアストンマーティン正規ディーラーもまた、彼らの担当地域もしくはお客様のためだけの、特別な限定モデルを生み出すために、知恵を絞っています。

 

 

 

「Q by Aston Martin – Commission」が提供するのは、それだけではありません。究極のコミッションは当然ながら、すべての面で世界に1台しかないクルマです。アストンマーティンには、お客様のために特別なクルマを作り続けてきた長い伝統があります。自らの想いをかつて見たこともないような1台に結晶させたいと願う、熱意に満ちた自動車ファンの人々と、長年に渡って手を取り合いながら仕事を進めてきました。「Q by Aston Martin」もまさに、そうした夢を実現させるためのプログラムなのです。Dr. ベネットは、次のように語っています。「これは1台のクルマを生み出していく重要なプロセスです。アストンマーティンのスタッフと重ねていく対話が、そのままクルマに反映されていきます。お客様にとっても、これは得難い体験となるはずです。」

 

 

 

マレク・ライヒマンは、Commissionについて次のように述べています。「お客様のクリエイティブなニーズを実現すること。我々専門家は、有名なサビルローにあるオーダーメイドの名門紳士服店やヨット・ビルダーのように、お客様の相談に真摯に対応いたします。」

 

「Q by Aston Martin」のオーダーは、アストンマーティン本社か最寄りの正規ディーラー、もしくは「Q by Aston Martin」のオプションアイテムが展示されるドーバー通り8番地のアストンマーティン・ブランドセンターで行うことができます。ライヒマンは、次のようにもコメントしています。「素材の選択肢は、今日非常に幅広くなっています。なかには、使い込まれてできる表面の艶をあしらった素材もあります。そうした、時代や歴史を感じさせる表現を、求めるお客様がいらっしゃるからです。私もそれは、美しいと感じます。」

 

 

 

Q by Aston Martinで具現化された「コミッション」の例として、2013年のアストンマーティン100周年に公開されたCC-100 Speedster Conceptや、600PSを発揮するレーシーなVantage GT12 Coupeのワンオフ・オープントップ仕様、Vantage GT12 Roadsterなどがあります。そうした思い切った提案を現実の美しいクルマに昇華できるのも、「Q by Aston Martin – Commission」の経験、専門知識、スキルがあってこそといえるでしょう。

 

 

 

「Vantage GT12 Roadsterのプロジェクトは、まさにエキサイティングなものでした」と、アストンマーティンの社長兼最高経営責任者(CEO)のDr. アンディ・パーマーは述べています。「これは、Q by Aston Martinのポテンシャルを余すことなく示したクルマです。エンジニアリングからデザインまで、驚くべき能力を持ったチームを、我々は擁しているのです。今後このCommissionを活用することで、お客様は、より歴史に残るような素晴らしいアストンマーティンを創造する機会を得ることになります。」

 

 

 

アストンマーティンは、乗る人々の様々な想いを反映したクルマであるべきです。「Q by Aston Martin」によってカスタマイゼーションとイノベーションが一体となることで、真にテイラーメイドなクルマを生み出せる機会が得られるでしょう。

 

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