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アストンマーティン、Vanquish Zagato: CoupeとVolanteに SpeedsterとShooting Brakeが加わりカルテットを完成

2017-08-15

 

                 アストンマーティン、Vanquish Zagato: CoupeとVolanteに SpeedsterとShooting Brakeが加わりカルテットを完成

 

 

 

 

             

 

 

        l   既存のCoupeおよびVolanteSpeedsterShooting Brakeを追加

 

        l   Vanquish Zagatoファミリーの最大生産数は325台に限定

 

        l   内訳はCoupe 99台、Volante 99台、Speedster 28台、Shooting Brake 99

 

        l   4つのデザインは、アストンマーティンとZagatoの緊密でクリエイティブなコラボレーションの成果

 

                

 

 

自動車産業界において長い歴史を持つクリエイティブなパートナーシップが、新たな記念碑を打ち立てました。Vanquish Zagato Volanteの世界デビューに続き、Vanquish Zagato SpeedsterおよびVanquish Zagato Shooting Brakeの生産が開始されることが発表されました。

 

4種類のモデルから構成されるVanquish Zagato「ファミリー」の総生産台数は325台となります。最初に発表されたVanquish Zagato Coupeの生産は、2016年末に開始されました。その後、Vanquish Zagato Volanteが生産されました。Coupeと同じく99台の限定生産とされ(すべて売約済み)、生産および納車は2018年に完了する予定です。

 

これに続くのが、今回の2種類のバリエーションで、わずか28台しか生産されないVanquish Zagato Speedsterは、より希少なモデルとなっています。過去のアストンマーティンも含め、きわめて貴重なコレクターズ・アイテムとなるVanquish Zagato Speedsterは、すべて売約済みとなっており、2018年内の納車が予定されています。カルテットを締めくくる存在として、Vanquish Zagato Shooting Brakeもまた2018年に生産が開始されます。予定生産数は、CoupeおよびVolanteと同じ99台です。

 

 

             

 

Vanquish Sをベースとするこれら4種類のZagatoモデルは、600PSを発生する自然吸気V12エンジンに、スムーズでなめらかなシフトを実現するTouchtronic IIIトランスミッションを組み合わせています。Vanquish Zagatoファミリーは、各モデルの特性に合わせてファインチューニングされたアダプティブ・ダンピングによって、デザインと同様に、刺激的かつ印象的なドライビング・プレジャーを提供します。

 

 

Vanquish Zagatoファミリーにおける2つの究極形が、SpeedsterShooting Brakeです。Speedsterは、オープントップの超高性能スポーツカーならではのエキサイトメントを表現し、一切の妥協を排したルーフレス・デザインを特徴としています。Speedsterのデザインにおけるハイライトは、シートの延長上に設置され、流線形のカウルを構成するスピードハンプと呼ばれるデザインです。これは、Zagatoの象徴となっている「ダブル・バブル」ルーフを表現したものです。ボディパネルは(他のVanquish Zagatoファミリーと同じく)すべてカーボンファイバー製です。アストンマーティンVulcanからヒントを得た「ブレード」テールライト、フロントグリルとリヤのベントメッシュに採用される3Dの「Z」モチーフなどは、まったく異なる個性豊かな4タイプのVanquish Zagatoに共通するスタイル面の特徴となっています。

 

                                      

 

2シーターのShooting Brakeは、強烈な個性を備えながらも、きわめて実用的なGTとして設計されています。コンセプトスケッチに描かれた長いルーフは、Zagatoならではの「ダブル・バブル」デザインを採用し、コックピットに光を導くガラスインレイが装着されています。彫刻的なこのルーフは、電動式のテールゲートにつながり、それを開けると豪華な内装のリヤキャビン・エリアが出現します。ラゲッジセットもカスタムメイドです。印象的なヘリンボーン柄のカーボンファイバー製フェイシアパネル、ブロンズアルマイト処理されたロータリー・コントロール、各所に設置された「Z」モチーフのキルティング、オプション設定されるフル・アニリンレザー仕様などを特徴とするShooting Brakeは、CoupeVolanteSpeedsterに劣らない存在感を示します。

 

 

アストンマーティン・チーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレク・ライヒマンは、Vanquish Zagatoファミリーに関して次のように述べています。「私たちはZagatoモデルをファミリーとして発表したことはありませんでしたが、そのアイデア自体は前例がないわけではありません。DB7 ZagatoDB AR1、またV8 Zagato CoupeVolanteの関係を思い出してみていただければわかります。私たちは、そのような関係を少し前進させたのです。なぜZagatoファミリーを作ったのか、という疑問に対しては、こうお答えしましょう。多くのアストンマーティンのお客様は、異なったものを求めています。Coupeの純粋さを求める方もいれば、さらに過激なSpeedsterがお気に入りの方もいます。どちらも注文したというお客様もいらっしゃいます。当社のクルマは、つねに需要のほうが上回っています。今回設定した生産台数よりも需要は多いでしょうが、Zagatoというクルマは、きわめて特別な存在であるべきです。私たちは、羨望の的となるようなコレクターズ・アイテムを製造しています。それは、未来のコンクール・デレガンスに出場できるようなクルマです。Coupe 99台、Volante 99台、Speedster 28台、Shooting Brake 99台の合計325台に限定したVanquish Zagatoは、正真正銘の希少車なのです。」

 

 

 

ザガート最高経営責任者(CEO)のアンドレア・ザガートは、この歴史あるクリエイティブなパートナーシップに関して、次のようにコメントしています。「アストンマーティンとザガートの関係は、私の祖父とDB4 GT Zagatoで始まりました。60年ほど前の話です。このクリエイティブな“結婚”が3世代に渡って継続することは、私たちが世に送ってきた自動車と同じくらい特別なことです。ザガート・ファミリーの名は、多岐にわたるすばらしいデザインで知られていますが、世界中のエンスージアストおよびコレクターにとって、ザガートの“Z”をアストンマーティンのウイングマークに組み合わせた製品こそ、もっとも特別な存在となっています。まったく異なる4タイプのVanquish Zagatoのデザインを緊密に連携させる作業は、きわめてエキサイティングな挑戦でした。私は、祖父が始めたストーリーを継続することに誇りを感じるとともに、アストンマーティンとのパートナーシップによって、このようなエキサイティングなクルマを生み出し続けていることに感動を覚えています。」

 

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